サステナビリティ
経営基盤の強化
経営基盤の強化
考え方
変化の激しいビジネス環境の中、持続的な企業価値向上の実現には経営基盤の強化が不可欠です。中でも情報セキュリティを含むリスクマネジメントやコンプライアンス体制、それらを推進するコーポレート・ガバナンス体制の強化は最優先の課題として取り組みます。
経営基盤の強化/コンプライアンス経営の強化
アイティフォーグループでは、法令や内部規程を遵守することで、社会から信頼される企業となるため、良識をもって行動します。
具体的な取り組み
コンプライアンス相談・通報窓口の設置
日々の業務の中で従業員がコンプライアンス違反になるのか疑問を感じたとき、問題となりそうな行為を見かけたときなどに積極的に相談ができるよう、メールと専用電話での窓口を設置しています。また社内には相談したくないという場合も想定し、社外サービスを活用した窓口も設置しています。
コンプライアンス・リスク管理委員会
アイティフォーおよび子会社の有事においては、代表取締役社長を本部長とする「緊急対策本部」が統括して危機管理にあたります。コンプライアンス上の問題点やそのリスクについては随時、改善案やリスクテイクの検討をしますが、そのほかに定期的に委員会を開催しています。
経営基盤の強化/リスクマネジメント体制の強化
情報セキュリティの体制・方針、品質向上維持体制・方針、BCP、内部統制の体制と状況の開示を行うことで、リスクマネジメントの体制を強化します。
具体的な取り組み
コンプライアンス・リスク管理委員会ならびに下部組織委員会の設置
コンプライアンス・リスク管理委員会では、情報セキュリティ面、環境面、労働衛生面、製品安全面、品質面等で有するリスクを分析し、リスク管理に関する規程に基づき、そのリスクの軽減に取り組んでいます。またその下部組織として、「セキュリティ推進委員会」「品質管理委員会」「オフィス効率化環境整備委員会」を常設し、定期的に委員会を開催。各委員会が専門的な立場から、業務運営上のリスクを分析し、リスク管理の浸透を図っています。
経営基盤の強化/コーポレート・ガバナンスの強化
アイティフォーグループは経営基盤の強化にあたり、コーポレート・ガバナンスの充実とその実効性の確保が重要な課題と認識しています。2021年には指名・報酬委員会を設置し、取締役の指名および報酬等に関する手続きの公正性・透明性・客観性を確保するほか、社外取締役の人数を女性を含む3名体制とするなど、コーポレート・ガバナンス強化を推進しています。
社内インフラの強化
考え方
社内DX(デジタルトランスフォーメーション)化を促進することで経営基盤の強化を図るとともに、人財強化も目指します。またアイティフォーのインフラ強化の経験を通して、お客様へのサービス提供につなげていきます。これによりすべてのステークホルダーに信頼いただける企業を目指します。
社内インフラの強化/社内DX化の推進
社内での不便さや非効率をシステム導入で改善し、生産性向上やコスト削減を実現。これにより、従業員がより効率的に働ける環境をつくり、ステークホルダーへのサービス提供に専念していきます。
具体的な取り組み
社内CRM(顧客関係管理)システムの刷新
従来は営業のみが管理していたお客様情報やセールス情報などを、「Salesforce」を導入し一元管理しています。営業活動のPDCAサイクル強化をするとともに、ルールや価格リストの統一化を図ることで、見積書作成のコンプライアンス強化を実現。さらに全社で経営指標の随時モニターと分析が可能となりました。
テレワーク環境の構築・推進
BYOD(私的デバイスの活用)でのリモートワークを可能にしたほか、一部技術系従業員には端末を支給しています。またスマートフォンを全従業員に配布したことで、場所を選ばず仕事ができるようになりました。有事の際にも業務を止めることなく事業継続が可能です。現在はテレワーク就業規定を制定し、従業員のテレワークを継続的に推進しています。
社内インフラの強化/セキュリティ強化
個人情報保護の徹底などセキュリティの体制・方針を確立するとともに、サイバー攻撃などへの対策を実施することで、ステークホルダーに信頼していただけるよう努めます。
具体的な取り組み
自社のセキュリティ対策の強化
アイティフォーは、近年高度化するサイバー攻撃対策サービス「CyCraft AIR」を提供していますが、このサービスを自社にも導入し、自社のサイバーセキュリティ状況を確認。その結果、特に漏えいなどは発見されませんでしたが、今後も定期的に当社のセキュリティ対策の成果を可視化することで、今後の対策強化に備えると共に、導入事例としてお客様にも紹介していきます。