RPA 業務自動化ソリューション(NICE RTSシリーズ)

RPA業務自動化シリーズのご紹介! RPA選択の秘訣は?

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企業が抱える課題

アイティフォーでは多くの企業の方から、RPAの導入についてさまざまなご相談を受けています。特に多いのが次の5点です。

     適用範囲の拡大を検討しているが、業務フローが複雑になっていくとトライアルで導入したRPAでは対応できない。

     簡単にロボットが作れそうなRPAを選んだ。しかし、現場部門の人にとってツールを使いこなすのは難しい。どのような開発体制を組んだら良いか?

     RPAを導入したが、想定していたほど処理速度が速くない。作り方に問題があったのだろうか?

     RPAは製品により特長や性能が異なる。対象業務に応じてそれぞれの特性に合った使い分けをしたい。

     RPAで自動化したが、ロボットが止まらずに処理しているかどうか、途中の処理状況が分からず不安。

アイティフォーの「ナイス・アドバンストプロセスオートメーション(NICE APA)」は、これらの問題を解決します。その理由は、他社のRPAとの違いにあります。

他社製品との違い

ここが違う1:非定型業務に対応で、適用可能な業務範囲拡大!

アイティフォーのRPAは、単一/簡単な業務フローはもとより、複数業務が連なる手続きや人間の判断に応じて処理ルールが異なる複雑な業務フローの効率化・最適化にも効果を発揮する自動化ソリューションです。そのため、他社のRPAツールと比較すると、RPAロボットの適用対象範囲が格段に広いことが特長です。

単純な定型作業レベルであれば自動化の実現は比較的容易ですが、一連の業務を全て自動化するとなると現状の業務分析、業務改善などが求められるなどさまざまなハードルが考えられます。こんな時に活躍するのが、アイティフォーのRPA業務自動化ソリューション半自動ロボ「ナイス・デスクトップオートメーション」です。人間による確認や判断が必要な業務も、RPAロボットがアシストしながら業務を進めてくれるので、現行の業務フローやシステムを変更する必要もありません。

部門毎の業務改善を進めながらの全社的な業務改革の実現を目的とされているならば、アイティフォーのRPAが最適です。

ここが違う2:自動連携できるアプリケーションが豊富

多くのRPAは、自動連携できる業務がExcel等のMicrosoft OfficeやWebなどマクロで動作するアプリケーションに限定され、簡単な業務フローにしか対応できません。それに対して、当社のRPAはメジャーな業務パッケージや開発言語で作られたアプリケーションであれば連携がとれます。また、自社開発やERPをカスタマイズしたシステムとも実績が豊富ですので、自動化できる業務の範囲がずっと拡がります。

  • NICE APAは、ロボットにアプリケーションの言語構造を解析・認識させて接続する方式(オブジェクト認識型 ※後述)のため、主要な開発言語やアプリケーション・パッケージ、プラットフォームに対して、専用のコネクター(接続用のモジュール)を搭載しています。
  • OCRコネクターも搭載しているため、イメージからのテキストデータ取得も可能です。

ここが違う3:集中管理だから安心、内部統制にも対応

アイティフォーのRPAは、管理サーバーによる集中的な運用管理を行っており、作成したロボット用のマニュアル(ビジネスルールを定めたもの)を必ず管理サーバーへアップし、そこから各ロボットへ配信しています。ルール変更にもすぐ対処ができ、また、どのロボットにどういったマニュアルを配布するかはシステム管理者がコントロールしているため、リスクマネジメントや内部統制の観点からも安心です。

また、RPAロボットの動作状況、処理の進捗状況、処理結果などはダッシュボードにレポートとして可視化するため、ロボットの管理が容易です。

ダッシュボード

最新ビジネスルールの適用状況レポート、ロボットの処理結果レポートを表示

ダッシュボード
コントロール・ルーム

各ロボットのステータスを表示 起動/停止のコントロール(全自動の場合)

コントロール・ルーム

ここが違う4:複数システムの情報を一画面に集約

企業は、あらゆる業務において、担当者が画面に複数のシステムを立ち上げ、それらを参照しながら作業するため、煩雑になりミスを誘発するリスクを常に抱えています。コールセンターなど電話対応の際、複数の画面を確認するため時間がかかってしまい、お客様をお待たせしてしまうという状況も耳にします。また、RPAツールで業務自動化を実現したものの、ロボットの稼働状況が把握できず、本当に正しく処理が完了しているのかが確認できないという問題を抱えている企業もあります。

そんなとき効果的なのが、RPA半自動ロボ「ナイス・デスクトップオートメーション」の一機能である「ユニファイド・デスクトップ」の活用です。複数のアプリケーションが持つ情報から、必要なものだけロボットが自動でかき集めて一つの画面(シングルビュー)にまとめてくれるので、業務中に度々発生するアプリケーションの切り替えや検索、参照などの手間を省き大幅な業務効率化を図れます。また、必要に応じてポップアップでメッセージを表示することで、ロボットの処理状況を把握することが容易にできるようになります。

なお当機能は、RPA導入企業様から高く評価されている機能の一つです。

ここが違う5:全自動ロボ、半自動ロボの組み合わせで効果アップ

企業内の仕事は定型・繰り返し業務だけではありません。業務フローの過程で人間による判断が必要とされ、判断結果に応じてそれぞれ異なる処理へと分岐して進める複雑な業務フローが多くあります。「RPA業務自動化 半自動ロボ」は、人間の判断を必要とする業務において、(人間に代わり)、判断材料を「正確に」「早く」検索・表示して人間に判断を求め、判断に基づき、(人間に代わり)データを入力して、人間が行なう業務をアシストするロボットです。
半自動ロボを業務フローの要所要所にセットして全自動ロボと組み合せることで、複雑な業務でも、作業効率と正確性を最大化します。

ハイブリッド活用

ここが違う6:高い開発効率と運用性

RPAロボットは、ボタンやテキストボックスなどのパーツやレイヤーに基づいて構成されており、そのパーツやレイヤー、さらにはロボットそのものも別ロボットから参照や転用が可能です。そのため一度ロボットを作ってしまえば、同様の処理をする業務にロボットを適用したい場合、既存ロボットを転用するだけで、新規に作り直す必要はありません。

またRPAロボットの変更やメンテナンスは、ボタンやテキストボックスなどパーツ単位で行うことが可能なためロボット全体に影響を及ぼすことがなく、管理や運用が容易です。

高い開発効率

ここが違う7:業務の可視化と分析が容易

RPAを導入する際、どの業務に適用するのが効果的であるかを検討しますが、その際現状の業務分析は不可欠です。ナイス・デスクトップアナリティクス(NICE Desktop Analytics)を活用すると、2種類のツールでデスクトップ上の動作を分かりやすく可視化・分析します。

ここが違う8:OCRでデジタル化、読み取り精度はスコアで確認!

RPAツールを活用すると、紙の事務処理が多い業務では、RPAのOCR機能を活用して紙資料を自動でデジタル化することが可能です。NICE社のRPAツールは、数字や英字などの文字はもちろんのこと、写真データやPDFファイルを読み取るエンジンを搭載しています。また、紙資料の全てを読み取るだけでなく、一部分だけを読み取ることも可能です。

さらにOCRエンジンが読み取り精度をスコア化しますので、スコアによっては全てを自動化(フルオート)するのではなく、読み取った情報内容が正しいかどうかを人間が確認し、次の処理を進めることができる半自動化も可能であることが特長です。例えばタクシーチケットを精算する際、OCRで情報を読み取りその後の経理業務処理まで全部自動化することもできますが、各社チケットのフォーマットが異なるため正しく読み込めているかどうかわかりません。そこでRPAロボットがルールブックを元に判断し読み取った情報を、本当に正しく読み込めているかどうか人間が判断した上で、OKならばその後の経理業務処理を実施するということができるわけです。

ここが違う9:オブジェクト認識型を採用

NICE(ナイス)のRPA製品は、「オブジェクト認識型」を採用しています。オブジェクト認識型は対応できるアプリケーションが圧倒的に多く、適用範囲も広いため、安定性の高いロボットを提供できることが特長です。
具体的にデスクトップ上での作業を自動化するにあたって、対象アプリケーションのパーツを認識する方法として次の3つの方法があります。

オブジェクト(言語構造)認識型
アプリケーションの開発言語の構造を解析することでパーツの属性や機能、識別子を取得して操作を自動化します。例えば、取得したい情報が表示されているフィールド名やその情報が格納されているテーブル名、さらにはその中のどの属性であるかなど、構造上変更されることのない要素(オブジェクト)を認識するので自動化が可能となります。

座標(位置情報)認識型
デスクトップ全体やアプリケーションの画面の位置情報(座標軸)を利用してパーツを自動操作します。例えば、「画面の右下を始点として、そこから左に何ピクセル、上に何ピクセルに位置する情報を取得せよ」、というものです。このアプローチは、シンプルな定型作業には効果的ですが、レイアウトが少しでも変更されると正しく認識できなくなるというデメリットもあります。

画像認識型
画面上の画像や表示項目、その中の値などを画像として認識して、それと同じ画像があるかを判別、操作を自動化します。例えば承認処理を自動化する際に、「承認」ボタンを画像認識させ、該当する画像が存在した場合承認処理を行うなどのケースが考えられます。ただ、こちらも同一画像が複数存在したり、画像が変更された場合などを考慮すると、自動化できる業務範囲は限定的です。

ここが違う10:スマートRPA

アイティフォーのRPAは、全てのプロセスを自動化するのではなく、自動化効果の大きいプロセスを優先してRPAの対象とすることで、より高いROI(投資対効果)を創出させていく考え方を採用しています。例えばこんな業務です。

  • 繰り返し行われる業務
  • 最も時間が掛かっている業務
  • 複数の業務で共通している業務  など
スマートRPA

ここが違う11:AI・コグニティブ技術との連携

RPAは進化します。なぜならばRPAツールの核となる特性は「繋ぐ」技術だからです。それ単体で活用するよりも他の技術と「繋ぐ」ことでシナジー効果が見込めるのです。
光学文字認識(OCR)や音声認識等の認識・認知技術を内部に取り込んだコグニティブプロセスオートメーション(CPA)は市場に登場し、AI(人工知能)・BI(Business Intelligence)と連携するインテリジェントプロセスオートメーション(IPA)というコンセプトも拡大しつつあります。アイティフォーが提供するRPAは、常に進化し続けています。

NICE社製品、実績No.1

RPAロボット50万台以上の導入実績をもつNICE社

イスラエルに本社を置くナイスシステムズ社(以下、NICE社)は、1986年に創業し、コンタクトセンター、トレーディング、ATC(航空管制)で常に世界のマーケットリーダーとして君臨してきました。世界各国で多くの導入実績を有しますが、日本国内でも1,000以上の実績があります。

中でもRPAの分野では、15年以上にわたり顧客企業のさまざまな業務を自動化し続けており、世界でもっとも多くのロボティック・ソリューションを提供しています。既にユーザー数は400社以上にものぼり、RPAロボットの導入実績は50万台以上です。NICE社は、RPAエキスパートを100人以上保有し、日々RPA業務自動化ソリューションを含むNICE社製品の改善に取り組んでいます。

RPAロボット50万台以上の導入実績をもつNICE社のロゴ

パートナーシップ「Platinum認定」を獲得

1999年以来、NICE(ナイス)社の製品を取り扱ってきたアイティフォーは、同社製品の売上高において国内No.1の実績を誇ります。

数十の販売代理店を有するAPAC(アジア太平洋)地区においてもアイティフォーは販売実績1位。これらの実績から、アイティフォーはNICE社が認定する3段階のパートナーシップにおいて最高位の「Platinum(プラチナ)認定」を獲得しています。日本国内において、アイティフォーによる同社製品の導入社数は200社以上。銀行、信金、証券、生保、損保など多くのお客さまから高い信頼をいただいています。NICE社の製品ならアイティフォーにお任せください。

NICE AUTHORIXED PLATINUMPARTNERNICE Platinum Partner

NICE Business Partner of the Yearを受賞

2017年、当社はNICE Business Partner of the Year (Service Performance 2016)を受賞しました。これは国内で唯一当社がNICE Business Partner of the Yearを受賞したものです。

今回の受賞により、当社はNICE製品の取り扱いにおいて国内No.1の実績を持つだけでなく、RPA業務自動化ソリューションに対する当社の取り組みについても高く評価されました。NICE製品を選ぶなら、最高のサービス品質を誇るアイティフォーへご用命下さい。

アイティフォーが提供するRPAシリーズが「マーケットリーダー」の評価を得ました!

アイティフォーが提供するRPAシリーズが、DMGコンサルティング(※1)による製品満足度調査でマーケットリーダーであると評価されました。製品は、RPA業務自動化ソリューション「ロボティック・オートメーション(全自動ロボ)」「デスクトップ・オートメーション(半自動ロボ)」および、業務可視化ツール「デスクトップ・アナリティクス」です。
「デスクトップ・アナリティクス」では、プロセス分析・ワークフロー、アラート検知の項目で満点の評価。さらにRPAの分野では、リアルタイムのオペレーター支援、最適なネクストアクションの誘導、プロセス自動化、ビジネスルールの作成と変更、他社製品との連携の容易さなどの項目において、全ベンダーの中で最高評価を獲得しました。

(※1)DMGコンサルティングは、通信販売コンサルティングを行うダイレクトマーケティンググループの1社であり、コンタクトセンターとバックオフィス分野の調査会社として著名です。

お客様のRPA導入は、技術集団のアイティフォーがトータルサポート!!

アイティフォーなら導入前のご相談から、導入、保守運用までトータルサポートします。金融機関をはじめ、流通小売業、コンタクトセンターなどソリューションを長年手がけて蓄積された業務知識を持って、お客様の業務効率化に貢献いたします。

金融機関向けソリューション:
1983年に債権の督促を行う「オートコールシステム」を日本初めて開発して以来、多数の金融機関向けソリューションを提供。
流通小売業向けソリューション:
1975年からPOSシステムの開発販売を開始。2004年には小売業向け基幹システムの開発販売開始。
コンタクトセンター向けソリューション:
1999年以来、NICE(ナイス)社の製品を取り扱ってきました。同社製品の売上高において国内No.1の実績を誇ります。