ニュースリリース
札幌市様が「就学援助システム」導入で、教育委員会の業務効率化を図る
〜申請受付、審査・認定から支給までを一元管理〜
株式会社アイティフォー
株式会社アイティフォー(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:佐藤 恒徳)は、札幌市(所在地:北海道札幌市、市長:秋元 克広)様から当社のCARS 学務支援ソリューションの1つ「就学援助システム」を受注したことを本日発表します。これにより申請受付、審査・認定から支給までの一元管理が可能となり、教育委員会における事務作業の効率化と正確性の向上が図れます。なお当システムの本番稼働は、2021年9月からの予定です。
背景
就学援助制度は、学校教育法第19条に基づき、経済的理由によって就学困難と認められる学齢児童生徒の保護者に対して、市町村が必要な援助を与える制度です。
札幌市様では就学援助制度に関し、1980年より支給業務をシステム化していますが、申請受付や審査・認定などの業務は書類上にて手作業で実施しており、教育委員会における作業負荷が増大していました。
今回当社の就学援助システムを導入することで、申請者情報の管理、税(所得)情報など庁内で保有する情報との連携、認定処理、支給データの作成、各種帳票の出力などがシステム化されます。
就学援助システムの概要
今回札幌市様が採用を決定した「就学援助システム」は、小学校・中学校の児童・生徒の就学援助費の申請受付、審査・認定から、費目ごとの援助費の支給、就学援助制度に関連する各種管理業務を網羅したパッケージシステムです。就学援助・特別支援教育就学奨励費のそれぞれを管理でき、各計算式により認定・非認定を自動判定します。またWebアプリケーションのためブラウザ上で簡単に操作ができるほか、住記など他システムと連携することでシームレスなデータ連携を実現します。既に国内で44自治体からの導入実績があります。
期待される効果
今回の導入により、これまで申請時に必要であった所得証明書などの添付書類が庁内の情報連携により省略できることから、住民サービスの向上が期待できます。また書面上で実施している審査・認定をシステム上で実施することができ、支給までの就学援助制度を一元管理することで教育委員会での事務作業の効率化と正確性の向上が図れます。またシステム導入に合わせ認定期間を変更することにより、事務作業の平準化も実現します。
【関連URL】
・札幌市様ホームページ
https://www.city.sapporo.jp/
関連製品
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