企業情報

社長メッセージ

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

2025年6月に、正式に代表取締役社長に就任いたしました坂田幸司でございます。 この重責を担うにあたり、身の引き締まる思いを抱いておりますが、今回が初めての皆様へのご挨拶となりますので、少し私自身の想いを皆様にお伝えしたいと思います。

私には、強く信じていることがあります。それは、アイティフォーには、まだ真価を発揮しきれていない圧倒的な可能性があるということです。その原動力となるのは、社員一人ひとりの力にほかなりません。私はその力を信じ、より一層の組織活性化に取り組み、全社が自律的に挑戦し続ける土壌を築いてまいります。そのためには、従来の通説・常識枠にとらわれず、当社の強みを見つめ直し、柔軟な発想と果敢な行動を後押しする文化の醸成が不可欠です。「責任ある個人」が自ら考え、発信し、行動する環境を育み、トップダウンとボトムアップが融合した活力ある組織づくりを進めます。そして歩みを止めることなく、新たな価値の創出に挑んでまいります。アイティフォーのこれからに、どうぞご期待ください。

さて、いま私たちを取り巻く社会は、デジタル技術の進展に加え、人口減少や地域間格差の拡大といった構造的な課題に直面しています。こうした中、持続可能な社会の実現に向けて地域の役割は一層重要となっており、そこには地域に根ざしたITの力が欠かせません。当社はこれまで、地域金融機関や地方自治体、地方百貨店をはじめとするお客様と共に、地域の課題解決と価値創出に取り組んでまいりました。近年は、そうしたお客様のDX支援を通じて、業務改革やサービス向上に貢献し、各地で着実な成果が生まれています。

経営を取り巻く環境は依然として不透明な要素もございますが、だからこそ私たちは経営理念「『寄り添うチカラ』で人々の感動と笑顔を生み出す」を改めて見つめ直し、「寄り添えるチカラ」をより一層強化していく必要があると考えております。

今後は、新経営体制のもと、人財増員だけでなく、事業の成長ドライバーの複線化や、さらなる業務効率化にも取り組み、経営基盤の強化と持続的な成長の両立を図ってまいります。加えて、ステークホルダーの皆様との対話を大切にしながら、より開かれた企業経営を目指してまいります。

10年後のありたい姿を描いたFY2033 構想「HIGH FIVE 2033」の実現に向けて、地域の未来に向けた新たな1ページを切り拓くべく、果敢に新たな挑戦に取り組み、企業価値のさらなる向上を図ってまいります。

今後とも一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長
坂田 幸司